田村駒株式会社の企業インタビュー｜アパレル・ファッションの転職ならエラン

田村駒株式会社企業インタビュー

田村駒株式会社

「こうしたい」と手を挙げれば、チャンスを掴める企業です。成長できる環境があるので、経験が浅い方でもぜひチャレンジしてください。

今回は総務部人事課課長の向井さんに、田村駒で活躍できる人物像や会社の魅力について、お話をお伺いしました。

向井崇さん（総務部人事課課長）
田村駒株式会社

1993年、田村駒株式会社に新卒入社。以来長期に亘って人事部にて新卒採用・キャリア採用の双方を担当。22年もの間、同社の中核となる人材を採用し、企業発展に努めている。

御社の会社概要について教えてください。

繊維・素材業として創業してから1世紀以上、大手アパレルのパートナーとして成長を続けています。

1894年に繊維・素材業として創業しました。120年以上に渡り、大手アパレルのパートナーとして、国内メジャーブランドのほとんど全てに企画から携わっています。衣料品はもちろん、寝装・寝具、リビング製品、テキスタイルから家電用産業資材に至るまで、幅広い事業を展開する商社です。

強みは、素材から提案できる点と企画提案力。担当ブランドは、ヤングカジュアルが一番多く、メンズ、キッズもその数を伸ばし続けています。1世紀に渡り蓄積したノウハウを活かしながら、企画・生産、検品・物流までワンストップでのビジネスを展開しています。

渋谷区神宮前に構える本社のほか、より強固な生産体制構築のため、中国や東南アジアに海外拠点を置き、海外戦略にも力を入れています。

会社の組織構成について教えてください。

平均年齢は40歳くらいで、男女比は55:45。
営業メンバーとデザイナー、生産管理がチームになって仕事をします。

平均年齢は40歳くらいで、男女比は55:45。担当ブランドの具体的な名前は出せないのですが、ヤングカジュアルが一番多いです。キッズ専門、メンズ専門の部署もあります。

当社では営業メンバーとデザイナー、生産管理メンバーがひとつのチームとして仕事をします。営業メンバーがヘッドに立ち、デザイナーと生産管理メンバーがその両輪を支えるイメージでしょうか。

たとえばAというブランドのカットソーを作る、となったとき、クライアントとコンタクトをとり値決めをするのが営業メンバーの仕事。それ以外の製品ディテールについてはデザイナーが自らクライアントと調整を行います。営業が決めた値とデザイナーが起こしたデザインをもとに、コストが合うように仕上げるのが生産管理メンバーです。

どんな方が活躍できる企業ですか？

円滑にコミュニケーションがとれ、チームワークで仕事を進められる力です。

当社で一番必要になるのは、円滑にコミュニケーションがとれ、チームワークで仕事を進められる力です。

デザイナーに関して言えば、「デザインセンスには自信があります、これまでチーフデザイナーとして独りでバリバリやってきました」という人よりも、洋服作りはチームでするものだという意識があり、チームワークを大切にしながら仕事を進められる方を求めています。

当社はハウスブランドではないので、「お客様がどう思っているか」を引き出せるコミュニケーションスキルの高い人が活躍できます。明確な言葉で伝えることが苦手なお客様もいるので、その方が言わんとしていることを雰囲気から察して言葉にして差し上げるスキルがあるといいですね。

生産管理メンバーは、きっちりとした仕事ができ、トラブルが起こった際にも柔軟に対応できる対人折衝能力が求められます。生産ラインが海外にあるので、どうしても避けられないトラブルもあるんです。そういう場面でも怖気づかない、海外工場とのやりとりの経験がある方に来ていただけたらなと考えています。

田村駒さんは、社員定着率の良い企業、というイメージがあります。

入社後も継続的に学べる環境があります。産休・育休制度も整っていますよ。

そうですね、4年ほど前から、リフレッシュ休暇の制度を取り入れたり、残業せずに早く帰ることを促したりということを始めてから、社員定着率が良くなったと感じています。

入社後も継続的に学べる環境作りにも力を入れていて、毎週1回、17:30から19:00の時間で、社内勉強会を開催しています。新入社員向けに品質管理メンバーが素材や与信、貿易などについてイチから教えるスクールなのですが、キャリア採用の方も自由に参加できます。

また、当社には「ファッションソフト室」という部署があり、ヨーロッパやアメリカなどで仕入れた情報を社内に展開するトレンドセミナーを開催しているので、そこで情報収集することもできますよ。

産休・育休制度が整っているので、ライフステージが変わっても働き続けていただける環境があります。実際、間も無く育休が明けて戻ってくる予定のスタッフもいますよ。

当社でしっかりと経験を積み、長く活躍いただきたいので、ライフスタイルに合わせた働き方ができるようにと考えています。

ところで、まるで撮影スタジオみたいなオシャレなオフィスですね。

2014年11月末、原宿に移転したばかりの自社ビル。社員食堂は、コミュニケーションの場としても活用されています。

元はテレビ局だった建物をリノベーションしているんですよ。建物の造りがしっかりしていて、天井が高いので広々とした開放感がありますね。2014年11月末に、現在の原宿の自社ビルに移転したばかりです。

社員食堂もビル内に入り、社員も喜んでくれています。ランチには、ほとんどのメンバーが社食を使っているんじゃないでしょうか。毎日3～4種類くらいのメニューがあって、500円くらいでしっかりとした定食が食べられるんです。このあたりのランチ代相場は約1000円なので、お得ですよね。

ここでメンバーどうしが顔を合わせ、コミュニケーションの場としても活用されています。ミーティングルームに空きがないときにも、活用することがあります。
また、9階の窓からの見晴らしが良く、窓から富士山や神宮球場、スカイツリーや東京タワーを臨めます。仕事で煮詰まってしまったとき、景色を見てリフレッシュしているメンバーもいますね。

今後の採用計画について教えてください。

今後も社員数は拡大予定。中途採用で、年間10人から20人は採用したいと考えています。

順調に売上が伸び、多くのクライアントからご要望をいただいている状況なので、今後も社員数を拡大して行きたいと考えています。中途採用で、年間10人から20人は採用する予定です。

もちろん私も面談に参加しますが、現場の担当者に大きな裁量権を持ってもらっています。やはり一緒に働くメンバーのジャッジが一番大切ですから。部署やその時々の状況にもよりますが、面接は2～3回行います。一次面接では私と部署のリーダーがお会いし、二次面接では課長、三次面接では部長とお話していただいています。

現在、当社で活躍しているデザイナーはみんな、自分の仕事が好きな人ばかりですね。そこから一歩踏み込んで、「私、●●のブランドの担当者を知ってるんだけど、一緒に営業に行かない？」と自ら営業メンバーに働きかけるような前向きな方が入社してくださると良いなと考えています。

これはデザイナーに限った話ではないですが、当社のメンバーは「私は私の仕事だけするよ」というタイプの人はダメなんです。どうすればチームが利益を上げられるか、考えて動ける人に来てほしいです。

最後にメッセージをお願いします。

自ら「こうしたい」と手を挙げれば、チャンスを掴める企業です。

当社は、自ら「こうしたい」と手を挙げれば、チャンスを掴める企業です。自分がなりたい姿を見定め、その実現に向けて動けばそれが叶う確率が高いと思います。
すぐには実現できないこともあるでしょうが、その場合は「こうしたい」という気持ちを周囲に伝え、まずは目の前の仕事に真剣に取り組み、経験を積んでください。そうすれば自ずと道は開けますよ。

しっかりと成長できる環境がありますので、経験が浅い方にもぜひチャレンジしていただきたいです。